ライバルはいるけども

amazonで自分の商品を独占的に売ることができると、結構儲けることができます。

ここでは、Amazonに新しく出品する際に参入障壁を作る方法と注意することについてご紹介しましょう。

        

 

  • 資金力による参入障壁

新しく参入する業界が、巨大な資金力が商品開発や製造設備などにおいて必要な場合は、新しく参入する会社、業者にとっては参入障壁になります。

巨大な資金力が必要な場合は、借入金が長期的に必要になることもあるため、事業資金を利息負担や返済金が圧迫する恐れがあり、非常に参入障壁になります。

 

業界において、既存の会社、業者がすでに仕入ルートを確立しているような場合は、新しく参入する会社、業者にとっては参入障壁になることがあります。

新しく参入する会社、業者が最初から仕入ルートを構築する場合は、仕入先を新しく見つけたりする必要があるため、非常に参入障壁になります。

一方、このような仕入ルートがすでに構築されている既存の会社、業者の場合は、新しく参入する会社、業者に対して非常にアドバンテージになります。

 

  • オリジナル商品を作る

では、どのようにしてAmazonに新しく出品する際に参入障壁を作ればいいのでしょうか?

ここでは、Amazonに新しく出品する際に有効な参入障壁を作る方法についてご紹介しましょう。

有効な参入障壁を作る方法としては、理想的には、オリジナルの商品を作ることが必要です。

オリジナルの商品を作ることができると、相乗り出品の商品を相当高い確率で排除できます。

商品のオリジナリティーを高くして、新しく参入する会社、業者が相乗り出品の商品を止めるようなレベルを目標にすれば参入障壁になります。

オリジナリティーが高い商品としては、次のようなものがあります。

・オリジナルの自社ブランドのロゴを商品自体に入れる

・梱包箱にオリジナルの自社ブランドのロゴを入れる

・オリジナルの自社商品のセット品を準備する

このようなことについては、Amazonで実際に売られている商品などを見てみれば参考になるでしょう。

なお、理想的には、このいずれかのみでなく、全てを満足するような商品がいいでしょう。

あるいは、ここでご紹介した以外に、オリジナリティーをプラスするのがおすすめです。

なお、オリジナリティーが低い商品としては、次のようなものがあります。

・オリジナルの自社ブランドのロゴを、紙で作ってタグとして付けているのみ、あるいはシールを貼っているのみの商品

・梱包箱はあるが、簡単に誰でも同じようなものが作れる雑な商品

・オリジナルの自社ブランドのロゴを、ビニール袋に貼っているのみの商品

このような商品は、オリジナリティーが低いため、Amazonに新しく出品する会社、業者にとっては有効な参入障壁にならないため注意しましょう。

また、オリジナル商品を作るためには、商標権を取るのも有効です。

商標権というのは、一つの知的財産権で、他社の商品と自社の商品を識別するために、独占的に図形、文字、記号、色などが使える権利です。

商標権を取ることは自社でもできますが、専門的な知識が法について必要であるため、プロの弁理士に頼むようにしましょう。

なお、商標権を取ること自体は弁理士に頼んでも、事前に商標権がオリジナルの自社ブランド名で取れるかは調査しておく必要があります。

販売がせっかく上手くいくようになったにも関わらず、商標権を取ることができなければ、自社のブランド名を再度決定する必要があるため、お金も労力も無駄になります。

なお、特許情報プラットフォーム(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage)というサイトで、商標権については調査することができます。

事前にこのサイトで商標権について調査した上で、商標権を取るのを弁理士に頼むようにしましょう。

また、商標権を取る際には費用がかかります。

費用に関しては、頼む弁理士によって少し違ってきます。

一般的に、商標権を取る費用としては、トータルで約10万円~20万円くらいかかると考えておきましょう。

 

コンセントが付いた商品を自社で輸入して売る場合は、注意する必要があります。

コンセントが付いた商品を売る場合は、「PSE法」という法によって「PSEマーク」が付いていなければ売れないことが決まっています。

では、どのようにすればこのPSEマークは取ることができるのでしょうか?

実際には、PSEマークを取ることのみであれば、手間はそれほどかかりません。

PSEマークは、ロゴマークをネットからでも入手することができ、必要事項を経済産業大臣に届け出する必要がありますが、書類が受かりにくかったり、審査が特別にあったりするということではありません。

しかし、リスクがあるのは、「自社の意思でPSEマークを届け出る」ことです。

PSEマークを付けるということは、つまり「ユーザーがその商品を使用してトラブルが起きた際は、自社に全ての責任がある」ことを把握した上で、「商品が安全なものであると言った」ということになります。

これでも問題ないのであれば、商品にPSEマークを付けて売るのは戦略の一つになるでしょう。

PSEマークがコンセントの付いた商品の場合は必要になりますが、全ての電気製品が駄目ということではありません。

例えば、Bluetoothを搭載した商品やUSBケーブルが付いている商品は、輸入でき、売っても問題は特にありません。

しかし、USBケーブルが付いている商品は問題ありませんが、Bluetoothを搭載した商品は扱わない方がいいでしょう。

というのは、技適マークがあるためです。

輸入して売る側に対しては特に罰則はありませんが、Bluetoothを搭載した商品で技適マークが無いものを使用していると、買って使っている側が訴えられます。

しかし、これについても、将来的には罰則が輸入して売る側に対しても設定される可能性があります。

また、サンプルや書類などが、技適マークを取る場合は必要になります。

なお、代わりに取ってくれる業者もありますが、費用がかかるため注意しましょう。

 

  • まとめ

ここでは、Amazonに新しく出品する際に参入障壁を作る方法と注意することについてご紹介しました。

Amazonに新しく出品する際には、儲けるために、ここでご紹介したような参入障壁を作る方法を把握しておきましょう。